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(無題)

 投稿者:10文蛙  投稿日:2009年 7月13日(月)14時45分20秒
  長距離とも中距離ともつかない出張の帰り道、まだ日が傾ききらない時間の郊外電車で、うつらうつらと船をこいでいた僕の右肩に暖かい何かがそっと触れるのを感じて、僕は心地よい夢から無理やり引き剥がされる不快感を感じながらも、右肩のそれが何者であるのか確かめたい欲求に抗うことが出来ず、誰の目を意識しているのだろうかそんなことをする必要はないのに周囲の誰にもばれないように、髪の毛程の隙間分、そっと薄く目を開けて、睫毛に遮られて網目状になった外界の景色に焦点をあわせるべく目を凝らしたが、果たしてそこから見えたのは日本人の大半を占める茶色か黒色の髪の毛を持った頭部だろうという僕の大方の予想に反して、文字通り目も覚めるようなライトグリーンの何かもふもふとしたものだった。
せっかく肩の何かを意識していることが周囲にばれないように薄目をしていたというのに、人間の想像力というものは貧相なもので、妙齢の芳しい女性なのだろうかそれとも自分と同じく拭いようもない仕事のにおいをまっとた男性なのだろうか、僕にとって想像しうる『頭部』はその二択でしかなかったわけで、その二択の選択肢の中に何か加えろといわれても、せいぜい妙齢をとうに過ぎた恰幅の良い女性であるかもしれない可能性が盛り下がった気分とともに加わるくらいであり、そのような貧相な想像力を司る僕という人間がいたってちっぽけであることをあらわすかのように、自分の想像力の器を超えたことにあっさりと感服した僕はぎょっと目を見開いてしまったのだが、あわせて素っ頓狂な声が出なかったことだけがせめてもの救いといえるだろう。
僕の肩が驚きとともにぴくり、と震えたことが伝わったのだろうか、ライトグリーンのもふもふは少し慌てるように僕から離れると同時に、小さく頭を下げたかと思うと、聞こえるか聞こえないかの声で小さく謝罪の言葉を口にしたのだが、その声は、一瞬でそれとわかるほど儚げな少女のものであり、不甲斐なくもその声に僕の左胸は一気に高鳴り、その瞬間からそのライトグリーンがとてつもなく可愛らしいものに思えてしまって、もう一度声が聞きたいなどと思ってしまう自分に、『聞こえるか聞こえないか』などという表現を軽々しくしつつもしっかり聞こえてるじゃないかと思わず突っ込みを入れてしまうほど浮かれていた。
「蛙、ですか」と彼女に負けず劣らず声のボリュームを落として言ったつもりだったが、僕の声に反応したのであろう、目の前に座っていたスーパーのビニール袋に埋もれた主婦が、ハンカチを団扇のようにして首筋を扇ぎながら、中吊りの広告に目をやるフリをして一瞬こちらに視線を流してきたのが僕の視界に映って、きっと先ほど薄目を開けて隣の彼女を確認した自分も、この主婦が僕らを意識していることがあからさまなように、滑稽に見えていたに違いないと感じて少し恥ずかしくなり、思わず居心地の悪さを露呈するように尻の位置をずらそうとしたところ、隣の緑のもふもふが、一瞬こちらに視線を流すようにちらりと見上げて、それと同じ一連の動作でこくりと頷いた。
 
 

(無題)

 投稿者:夕焼けに言葉を探して  投稿日:2008年 1月23日(水)12時31分50秒
  夕焼けに 言葉を 探して  君の横顔を 見ていた
あてのない日々 あてのない旅  時が止まるよう 祈った
忘れてく 消えてゆく いつの日か
君の手も 君の目も  あんなに 僕のすべてだったのに
時は 零れ落ちた  手のひらの 砂のように

茜空 遠い陽炎  立ち止まることさえ できずに
僕は どこまで行くのだろう?  あの旅の日々の 続きを
思い出す いつの日も そばにあった
君の声 君の頬  あんなに 僕の全てだったのに
時は 流れ去った  鮮やかな 風の中へ
 

(無題)

 投稿者:さたーん  投稿日:2008年 1月15日(火)15時10分51秒
  私はあなたの
クッションでも
布団でも
なんでもないんですけど?
 

(無題)

 投稿者:this will be our year  投稿日:2007年11月 1日(木)13時41分53秒
  夕焼けに 言葉を探して 君の横顔をみていた
あてのない日々 あてのない旅 時が止まるよう祈った

忘れてく 消えてゆく いつの日か
君の手も 君の目も あんなに僕の全てだったのに
それでも ああ僕は 夕焼けを目指して進むよ

燃える赤 遠い陽炎 細く伸びた影つれて
僕はどこまで行くのだろう? あの旅の日々の続きを

思い出す いつの日も そばにあった
君の声 君の頬 あんなに僕の全てだったのに
いまでも ああ君も 夕焼けを目指してるのかなぁ
 

(無題)

 投稿者:夏の日  投稿日:2007年11月 1日(木)13時40分21秒
  いた汗のにおい まっすぐ伸びた首筋
いつかは飛べる気がした 入道雲を見つめた
どこまでも続く 揺らめく陽炎に
意識まで ゆがんでくような

何度もああくり返す 真っ白な光の波
8月の暑い日だった 私の夏の日
何一つ要らなかった 全てを欲しがっていた
笑ってもがいて泣いた 僕らの夏の日

苦しいトキはいつも そばに居てはげましあった
ほどけた誓いはいつか 空に溶けてしまうの?
駆け抜ける夏に 取り残されぬよう
もつれるように 走り出してた

お願い忘れないでよ みんなが居たあの奇跡を
「イマ」だけが全てだった 僕らの夏の日
何一つ要らなかった 全てを欲しがっていた
笑ってもがいて泣いた 僕らの夏の日
 

(無題)

 投稿者:花咲く頃に  投稿日:2007年11月 1日(木)13時25分56秒
  走り出した 電車の窓 のぞきこんだ 眼差し
照れ隠しに 笑いながら 涙目を 隠した

夜明け前の 大通りの 真ん中を 走った
「怖くないよ」 叫びながら 不安さえも 笑った

未来と過去を 切り捨てた今
自分の立つ場所だけが 確かなものだと信じた

君と
二度と会えないことなんて ずっと知ってたさ 全部知ってるさ
僕が
最後に覚えている君が 笑ってて欲しい 笑ってみせてよ

強がりの君に 負けぬよう 強く強く 手を振り続けたんだ




僕は行くよ 寂しいけど 悲しいけど 笑顔で
僕の前に 伸びるレールで たどり着ける 明日に

スタートラインに 立ってる朝
震えてる合図で 僕まで震えそうなんだ

君と
二度と会えないことなんて ずっと知ってたさ 全部知ってるさ
僕が
最後に覚えている君が 笑ってて欲しい 笑ってみせてよ


いつか
この世から消えてしまうとき 穏やかな日かな 花咲く頃かな
君が
最期に思い出せる僕が 笑顔だといいな 笑顔でいたいな

駅を出たすぐの 踏み切りで 通り過ぎる 電車を眺めていた

君に届け 祈るように 僕は今日も 歌うよ
もう君には 届かないと 知っていても 歌うよ
 

(無題)

 投稿者:慰めでいいから  投稿日:2007年10月17日(水)02時21分16秒
  どうか同じだと言って
だれもがこんなに寂しいのだと
だれもがこんなに悲しいのだと

それならば私も
歯を食いしばろうと思えるから
 

(無題)

 投稿者:ストーブ  投稿日:2007年10月17日(水)02時19分59秒
  猫のように丸くなって 部屋の隅で炎を眺めてる
そうだ 昨夜の映画の 続きを見よう
投げ出すにはまだ早くて 駆け出すには遅すぎて
大切だった僕の時間が 過ぎてゆくのを待っている

目に見えないものに 傷ついた振りをして
君の夢も笑顔も全部 守る勇気がなかったのさ

手をつなげば 気持ちが伝わると勘違いしてた
冬のにおいは 僕のしんをただ冷やしてゆくだけ
小さくなってく君の 面影を探すよ
暖かいストーブも いつかは消えてしまうんだろう
 

(無題)

 投稿者:せいいっぱいのうた  投稿日:2007年10月17日(水)02時09分26秒
  せいいっぱい いきて

せいいっぱい いきをして

せいいっぱい かんがえて

せいいっぱい たのしんで

せいいっぱい がんばって

せいいっぱい たべて

せいいっぱい ねむって

せいいっぱい なまけて

せいいっぱい あそんで

せいいっぱい まなんで

せいいっぱい なやんで

せいいっぱい わらって

せいいっぱい がまんして

せいいっぱい すきにして

せいいっぱい ないて

せいいっぱい おこって

せいいっぱい ぼんやりして

せいいっぱい むだにして

せいいっぱい せいいっぱいにして





そんなせいいっぱいが

いままでのみちの

どこかにあったから

いまのあなたがいる
 

(無題)

 投稿者:冬のにおい  投稿日:2007年 5月 7日(月)13時01分14秒
  冷えた夜空に星が瞬く
君と出会って二回目の冬
一度目には君の手握って
二度目の冬にはポケットに一人

僕の中すべてを洗い流すような
冷たい空気思い切り吸い込む
君のにおいも忘れるように

暗い夜道を口ずさみ歩く
優しいけれど悲しい歌
きれいな君には何かを与えて
弱い僕からは何かを奪った

いつか消えてしまう
思いと知っていても
今はまだ胸の中で
小さな痛みが風にしみるよ

君とみた夕日
君がいた窓辺
君のにおいのする
あの橋の景色

戻りくる春と
去り行く冬の日
そうしてまた君の色は
薄れてゆくだろう

情けないけどこれも自分
鏡に映るさえない顔も
うまく言えずに傷つけた言葉も
君を泣かせたあの日の痛みも

君を抱きしめた腕のぬくもりも
 

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