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◎伝意、八魔の魔物語
(でんいはつまのまものがたり)より、
八魔封印弐(はつまふういんに)
八魔は鎌倉からやって来た、鎌倉に渦巻く、ちみもうりょうのたぐい、
恨み、妬み、嫉み、嘆き、苦しみ、怒り、
人々の汚れた感情が黒ねずみに乗り移り、八魔を造りだした。
八魔の名の言われは、鶴岡八幡宮裏の谷間に有った処刑場にて、
裏切り寝返り八正道を否定して、三悪道におちていく、その怨念が魔となり、
死人に残った。
その思いエネルギーとして誕生し、人に取り憑いては、
邪悪な心を起こさせ、その力を持って力を付けて行った。
邪悪な心がある限り八魔は根絶出来ない。
(中略)八魔をおさえるため、寺院神社、神仏を祀り、
人々に魔物の恐ろしさを忘れないようにとの、
先人の人々の教えは今忘れさられた、
かつては、八の寺、四の神社が八魔を封印していた。
人々の信仰心で、今は寺院神社は朽ち果てかかっている。
忍び寄る八魔、八魔は目に見えない、
人に取り憑き、人を使い、たがいの憎しみに火をつけ、人を不幸にする。
中 略
(映画でニードフル・シングス(1993)感じる所あり、
魔物はどこにもいるようだ、自分がしっかりせねば)
中 略
魔がさすのは八魔のせいである。
自分で無い自分が勝手に、不本意な行動を起こさせるのである。
心のすきあれば高僧といえども取り憑れる。
(中略)八魔は黒ねずみに取り憑いて、時の流れに乗り生きて来た。
時おり人に取り憑いて、悪さをしていた、
ある時一人の坊様に取り憑こうとしたが失敗、
黒ねずみにもどったのは良かったが、
鎌倉の猫大王と遭遇、追いかけ回され縁徳寺裏山の洞くつに逃げ込んだ。
(中略)当地に庵を結んでいた僧、正統庵葬忍、
猫大王が捕まえた黒ねずみを取り上げ、香木でつくった壺に納め、
経文、呪文で封印し、さらに石棺に納めた。
四十九日間経を読み倒れ、しばらくして姿を消した。
そこに石棺と子猫が残った。
八魔の復活を阻止する為、
鎌倉深沢庄町屋、山ノ内鎌田氏出身海印禅師。
この石棺と子猫を伊豆狩野庄大見の里、
八幡町屋、大見三勇士、梅原氏邸宅内に院をつくり、
院の福を保つ事の願いを封印した。
鎌倉平安の為(中略)、数百年平穏に過ぎて来たか、
数度の台風地震と人々の乱れた心により、
(中略)、神仏を敬う人々へり、
だんだん八魔の力強くなり、おさえきれなくなっている、
復讐を福聚に、報復を保福にとの願い今に至る。
憎しみ妬みにより、日々つくるところの罪、
反省し消滅させ、皆が平穏にと願う。
信じる心無くした時、八魔振り向き、
思いやりの心無くした時、八魔つきまとい、
憎しみ嫉妬の心わく時。八魔取り憑く、
そして自分も他人も不幸にする。
八魔は漂う新たな人を求めて、ご用心、ご用心。
猫は黒ねずみ、魔物に対する魔よけである。
訪れた不幸をほかに追いやる。
(それにより福が保たれる)
黒ねずみがいなくなり、猫が安心して寝て入られる日々を願っている。
年月日不明
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