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2.古譜にある「崩拳は五勁に螺旋を加え、螺旋は一寸の距離から使う」という説がある。
五勁とは:
拳を戻すときには掌を使い裏となす
身を束ねて蓄勁することを束となす
拳を出すとき勁力が発されることを撲となす
歩を進めるとき毒を踏むようにすることを[足采]となす
拳を打ったり引いたりするときに、撲であり拉することを[才厥]勁となす
五勁の中にはすべて[才厥]勁が含まれている。
螺旋勁は相手に接近した一瞬の間に使う。寸歩して進み拳先は巻き貝のようなイメージである。
3.崩拳の歩法は1が進歩、2が寸歩、3が跟歩である。進歩、寸歩はすべて左足で行い、跟歩だけ右足で行う。それで昔は「半歩崩拳」と言われていた。回身の姿勢は「狸猫上樹」の法である。手は前爪で上方を撃つかのように、足は後ろ爪で樹をひっかいて上るかのようにする。回転し身を束ねてしゃがむ勢いは人に逼るものがある。
歌訣
崩拳は木に属し内は肝に応じる、両拳は輪転し(滾出滾回)形は矢に似る
久しく練れば気は広がり筋骨は壮健になり、砲を生み横を克する
起勢歌
前拳は心と同じ高さにあり、後拳は心口に引き込む
前脚の進歩は後ろ足が催し(助ける、寸歩のこと)、後ろ足は前足の脚心を過ぎてはいけない
回身落勢歌
右拳は鼻をめがけて〔才賛〕打し、急激に転身して右足を引きあげる
狸猫上樹は剪子股で行い、後脚はまっすぐに前足は横にする
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